ここではメディア授業の試験を受けるに当たり、自分なりに準備したことについて記載します。
メディア授業の申請、メディア授業の受講方法については、別の記事でまとめておりますので、そちらをご参照下さい。
はじめに
私は2022年4月入学で、2科目とも前期に受講・受験しました。下記のような日程で試験を受験し、下記のような成績でした。
受験日 「情報サービス演習」…7月27日 「情報資源組織演習」…7月31日


私は、7/27に「情報サービス演習」、7/31に「情報資源組織演習」を受験しました。自分で受験する日時が決定できるからこそ、「もう少し勉強してから。もう少し、もう少し」となかなか踏ん切りがつきませんでした(^_^;)
学習を進める上で、試験形式を知っておくことは重要だと思いますので、参考になれば幸いです。
私は2科目ともK先生を選択しましたので、K先生のメディア授業に基づき記載していきます。
メディア授業「情報サービス演習」の試験勉強
試験形式
「通信授業科目」11科目の科目終末試験と同じような出題形式です。出題に対して、記述で答えます。
過去問
先輩方のブログで情報収集したところ、下記のような出題形式であることが多いようです。
出題形式 ・○○について調べたい場合の、適切なツールを◯点挙げよ。 ・○○というツールの特徴を説明せよ。
◯◯の具体例として、過去問では下記のような出題があったようです。
雑誌記事、統計、歴史、地理、地名、人物
自分なりの試験対策
この他、授業の内容を踏まえて、下記についてもテーマごとにまとめておきました。
ウェブサイト、逐次刊行物、新聞記事、言葉、事柄、企業、団体、法令、判例、特許

このような形式で問われることを前提に、それぞれのツールについてまとめておくと、学習が試験勉強になるかと思います。
ただし、私の試験問題は◯◯が過去問にないものでした。過去問の内容だけでなく、学習内容を多面的に理解しておく必要があることを実感しました(^_^;)
メディア授業「情報資源組織演習」の試験勉強
試験形式
「通信授業科目」11科目の科目終末試験とはまったく異なる出題形式です。記述形式ではありません。メディア授業の中の「演習問題」と同じように、書誌情報を記載したり、NDC分類記号を答える形式です。
全17問あり、問題文に配点が記載されていました。
問1 図1は図書の情報源である。図1を見て書誌情報を記録しなさい。 35点 講義第2、3回(一般資料) 問2 図2は雑誌の情報源である。図2を見て書誌情報を記録しなさい。 35点 講義第7回(継続資料) 画像下部に「継続前誌:」「ページ数:」「大きさ:」等補足があり、これを踏まえて答える 問3〜12 主題またはタイトルの資料について、最も適切かつ詳細なNDC分類記号を選びなさい。 2点×10 講義第10〜13回 三択問題 『日本十進分類法(NDC)』 「国立国会図書館オンライン」https://ndlonline.ndl.go.jp/(外部リンク) 「基本件名標目表トピックマップ」http://topicmaps-space.jp/bsh1/(外部リンク) 問13〜17 主題の資料について、最も適切かつ詳細なBSH件名標目(および細目)を書きなさい。 2点×5 講義第14、15回 『基本件名標目表第4版』
過去問
具体的な過去問を見る必要はないかと思います。メディア授業の中の「演習問題」を繰り返し解き、自分が間違いやすいところや注意点をまとめておけば、合格点は取れそうかなと思います。
自分なりの試験対策
問1、問2
試験中の緊張で頭が真っ白になった時用に、問1、問2については、おおまかな記載方法をメモして手元に置いておくようにしました。
下記は自分がメモしておいた内容です。忘れないよう、活用しやすいよう、自分なりに作成するのがよいと思います。
一般資料 タイトル△/△責任表示 版 出版地△:△出版者,△出版年 ページ数△:△その他の形態的細目△;△大きさ (本シリーズ名△;△シリーズ番号) 標題紙のタイトル:△ 参考文献:△p256-264 内容: ISBN△:△¥1900
継続資料 タイトル△/△責任表示編 Vol33,no.3△(Mar.2013)△=△通巻33号△(Mar.2013)− 東京△:△図書館学会,△2013− 冊△;△26cm 継続前誌:△ ISBN
問3〜12、問13〜17
教科書『情報資源組織演習 (現代図書館情報学シリーズ10)』に載っている「演習問題」をピックアップした資料を作成しました。それを繰り返し解き、傾向をつかむようにました。
問3〜12は三択問題なので、その数字(NDC分類記号)が何に当てはまるのか、という視点で解いてもよいかと思います。
実際に『日本十進分類法(NDC)』『基本件名標目表第4版』を使い慣れておくこと、「国立国会図書館オンライン」「基本件名標目表トピックマップ」などで検索し慣れておくことも良いかと思います。

問いに対して明確な答えがあるので、演題を繰り返し練習し、記述方法さえ慣れれば、得点しやすい科目かなと思います。
おわりに
「演習」というだけあって、ここで学んだ知識や学習のためにまとめた自分ノートは、実際の現場でも役立てられるのかな?とわくわくする思いです。
メディア授業の申請については、こちらで記載していますので、ご参照下さい。
メディア授業の受講方法については、こちらで記載していますので、ご参照下さい。