近大通信で司書資格を取るにあたり、入学前に調べたことを列挙します。
近大通信で司書資格を取るかどうか迷っている方へ、お役に立てればと思います。
入学に必要な条件、必要書類
入学に必要な条件
以下は近畿大学ホームページからの抜粋です。入学試験はありません。下記の入学資格を満たしていれば誰でも入学可能です。
- 4年制大学・短期大学を卒業された方
- 大学3年制以上に在学中、短期大学に在学中の方
- 1と2の受講資格がなくても、正科生への入学資格があれば資格取得可能

私の場合、自分が入学条件を満たしているのか微妙なところがありました。申請したものの受理されないと悲しいので、申請前に「近畿大学通信教育部学生センター」にメールで問い合わせをしました。その結果、入学条件を満たしていることがわかり、安心できました。
このときのメール対応がかなり早く、質問をした当日に返事が返ってきました。その後も何度かわからないことをメールで質問したのですが、毎回対応が早く、かなりの好印象を受けました。近大通信教育部には莫大な学生数がいるであろうに、こんなに早くに返事をもらえるとは!
近大通信を受講したいと思える一つの要因になりました。
経歴は人それぞれだと思います。何か疑問があって自分で調べてもわからない場合は、メールで直接問い合わせることをお勧めします。
必要書類
出願方法については、近大ホームページに詳細に書かれています。予め準備が必要なものとしては、「卒業証明書」があります。出身校に問い合わせて、入手しておくようにしましょう。もしくは、大学3年制以上に在学中、または短期大学に在学中の方の場合は、「在学証明書」が必要です。
学生証用の「証明写真」も必要になります。

私はインターネット出願を利用しました。これが正しいのかはわかりませんが、別件で撮影して手元にあった証明写真をPCに取り込み、それをアップロードしました。できあがった学生証は特に問題なかったと思います。何年ぶりの学生証でしょう、、
司書課程にかかる費用
必要経費はしっかり把握しておきたいところです。基本的には入学時の費用で事足ります。面接授業を選択したり、追加履修をしたり、WEB提出以外を選択する場合は、別途費用がかかります。
2019年度以前に入学の方は、受験料が必要だったようです。2020年度以降に入学の方は、受験料が入院諸費用に含まれているので、受験料は不要となります。少し昔のブログでは、受験料を振り込む旨の記載があるかもしれませんが、変更となっているのでご注意下さい。


私の場合、今の時点(2022年8月)でかかっている費用は、入学費16万円と、教科書代1300円です。ちなみにこの教科書代は、メディア授業「情報サービス演習」受講の際に、「レファレンスブックス 選びかた・使いかた」をメルカリで購入した費用です。その他の教科書は全て地元の市立図書館・県立図書館で入手することができました。
私は面接授業を受けていませんし、レポートは全てWEB提出としたので、レポート用紙代は不要でした。
なお、私は自宅にWi-Fi環境がありましたので、通信費は含めていません。また、仕事で使用するため自宅にプリンタを持っており、学習する際に必要とした印刷代も含めていません。そういった環境がない場合は、別途費用がかかるかと思いますのでご留意下さい。
また、費用面で知っておきたいことが2つあります。
- 図書館司書コース キャッシュバックキャンペーン
- 一般教育訓練給付金
図書館司書コース キャッシュバックキャンペーン
これは近畿大学通信教育部が提示しているキャンペーンです。Amazonギフト5000円分がいただけます。16万円という学費は、大きい出費ですが、他大学と比べますと比較的安く設定されているのがわかります。それでも迷うあなたに!という後押しでしょうか。ありがたくいただいて、教科書代に使いましょう。

近大通信教育の全てを担う場である、KULeD(クレド)にログインすると、学生用Gmailアドレスが割り当てられます。初めてログインした時にはすでにメールを受信しており、Amazonギフトコードをいただくことができました。私は出願時期が早くはなかったので期待しておらず、いただけたことが嬉しかったです。
一般教育訓練給付制度
教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。
厚生労働省HP
図書館司書コース、司書教諭コースが対象になるようです。図書館司書コースでは、最大32,000円の給付が受けられるようです。ただし、上記のキャッシュバックキャンペーンを受けた場合は、対象経費から差し引かれるようです。…というわけで、最大27,000円の給付になるということでしょうか。

これまでこの制度を利用したことがなく、どのように申請して給付されるのか、何もわかっていません。少なくとも、この手続きが必要なのは、卒業してからのタイミングになります。入学時には特別な手続きは不要のようです。その他必要な要件もありそうなので、給付対象者なのかもわからないところです。
何事も経験ですね!空振りも経験!また卒業した際には追記したいと思います。

2023年3月追記です。無事卒業し、一般教育訓練給付金を頂くことができました。
経験談を別記しています。手続き自体は資格取得後に行いますが、自分が条件を満たすかどうか、確認しておくと良いかと思います^ ^
入学資料請求、入学説明会
入学資料請求
近大ホームページからいつでも請求可能です。

公式の情報はあればあるほど良いと思っています。私は性格上、WEB上で毎回調べるよりも、冊子として手元にあった方が安心するたちです。2021年12月に資料請求をして、まずは自分が取得可能かどうか調べることにしました。近大ホームページも活用しました。卒業生のコメントなど参考にしながら、はて自分に達成することができるのか?と長らく考えました。先輩方のブログを知ったのは後になってからで、公式の情報ではないものの、より身近な立場の方の意見として、とても参考になりました。
入学説明会
入学受付期間には、入学説明会が開催されています。東京、大阪、名古屋など都市で開催されることが多いですが、WEBでも参加できます。入学説明会の日程を確認するようにしましょう。
これに参加すると、特典として、教材を早めに届けてもらえるようになります。入学後のスタートダッシュにはもってこいです。

私は地方在住であり、2022年1月30日に、WEBで参加しました。氏名は出ますが顔出し不要です。顔出ししてらっしゃる方もちらほらいらっしゃいました。
説明会の内容としては、「入学説明会資料ダウンロード」の内容に沿って、話が進められます。これまでに自分で調べた内容と相違ないか、勘違いしていたことがないかなど、文章を読むのではなく話を聞くことで、学習の流れをより理解することができました。また、この説明会で新しく知る情報もありました。
公式の情報を集めるためにもお勧めですが、何より、同時に何人もの方が視聴していて、“この人たちと同級生なんだな〜”とわくわくが体感できます。
入学受付期間
入学受付期間は、年間2回あります。4月入学か、10月入学かの違いです。

例えば、5月に申請したら4月1日入学許可、翌3月31日までが1年生ということになります。入学が遅れると試験を受けられる回数が減るため、1年で合格したい場合は、前期は4月まで、後期は10月までに申請することをお勧めします。

私の場合は、1月30日の入学説明会に参加した後、2月2日に必要書類を作成し、あと振込をすれば出願完了!…というところまで準備しましたが、仕事が忙しくなり手が回らず、振込期限切れとなってしましました。そのため、2月末に書類を作成し直し、2月28日、めでたく出願完了となりました。
3月2日には教科書が届き、3月6日には学生証が到着。晴れて近大司書学生となりました!!
その他の調べたことは、こちらにまとめています。
随時更新していこうと思います。わかりにくい点や修正すべき点などがあれば御指摘下さい。
よろしくお願いします。